2010年9月 8日(水) 06:05 JST

排出権取引への拒否反応

  • 2009年12月24日(木) 14:17 JST

EUで進展している排出権取引が、なぜ国内で導入が遅れているのか?

現時点では、規制の主な対象となる産業界の強い反発がある。



経団連の言い分は「キャップの割り当てにより事実上のエネルギー消費可能量が決まってしまい、統制経済につながる」である。

たしかに、CO2をうまく価格転嫁できない企業では、排出枠が営業可能な規模を決めてしまう。

また、日本の省エネ技術は世界最高水準で、さらなるCO2削減余地が少ないという言い分もある。

しかし、この産業界のこの姿勢は以下の問題もはらんでいる。

  • 京都議定書の議長国だった日本が約束を守れるか?
  • 中国やインドなど巨大排出国を説得できるのか?
  • 排出権取引のマーケットやノウハウで、先を行くEUに取り返しのつかない遅れをとるのではないか?
  • 結局、国内の環境関連市場や技術の進歩の足を引っ張るのではないか?

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